見せたくなる洗面空間へ。

収納力・清掃性・デザイン性を兼ね備えた洗面台リフォームで、毎日の身支度がもっと快適に。生活感が出やすい場所だからこそ、スッキリと美しく整え、来客時にも自信を持って見せられる空間へ。使いやすさと見た目の両立で、日々の暮らしに心地よさと満足感をプラスします。

洗面台リフォーム費用の相場目安

洗面台をリフォームする場合、大きく「10万円未満」「10万円以上20万円未満」「20万円以上」の3つに分けることができます。
安い物を選べば10万円程度から可能で、横幅は75cm以下(50cm、60cm、65cm、75cmなど)の物に限定され、デザインの種類も限られますが、ご夫婦やお一人暮らしのかたは、このタイプで十分かもしれません。
全体としては、デザインの種類が豊富で、シリーズによっては幅が90cmのタイプもそろっている10万円以上20万円未満の価格帯の物を選ぶ人が約半数にです。

洗面台リフォームを決めた理由は

リフォームを行う第一の目的は、「今ある不満を解消すること」です。
リフォームに着手する前に、リフォーム会社の担当者としっかり話し合い、解決したい問題点を明確にしておくのは、非常に大切なことです。

蛇口の交換、洗面台の水漏れ洗面ボウルの割れなど
蛇口(水栓)の寿命は平均5~10年といわれており、交換には数万円の費用がかかります。
また、洗面台の下や排水溝まわりからの水漏れなどを発見した際に、あちこち傷んでることからリフォームに踏み切る人がほとんどです。「だったら洗面所全体をリフォームしよう」と考えたり、蛇口交換に合わせて「洗面台も古くなっているし、いっしょに交換しよう」と考えたりして、リフォームに踏みきる人が多いです。

価格帯の違い

洗面台のリフォームで特殊な工事が必要になることはほぼないので、リフォーム代金の違いは選んだ商品のグレードとオプションの違いとなります。
グレードによる違いは、洗面台のサイズバリエーション、洗面ボウルの材質、水栓の形状、鏡の形状、デザインによります。

10万円未満のリフォーム

※写真はイメージです

洗面ボウルは陶器製や人工大理石となっており、一面鏡のミラーキャビネットや開き扉タイプの収納がついている物が多いです。
最も安いのは5万~10万円クラスの洗面台でお湯と水の2つのハンドルがついた昔ながらの水栓、一面鏡、収納は観音開きタイプという物がありますが、12万円以上の物だと、シャワー水栓付きタイプも選ぶことができます。価格は、洗面台のサイズ、カウンターの材質、鏡のタイプ(一面鏡か三面鏡か)、収納扉のタイプ(観音開きか開き戸か引き出しか)によって変わります。

10万円から20万円未満のリフォーム

※写真はイメージです

陶器製や人造大理石の洗面ボウルにシャワー水栓、二面鏡もしくは三面鏡(サイズによって変動)、使い勝手の良い引き出し式の収納のセットが標準となっています。
スペースに余裕がある場合は、収納棚などのオプションをつけることも可能です。
洗面台ボウルの形も、底面が平たく、つけ置き洗いなどがしやすい四角形型が主流で、10万円未満クラスより使い勝手がいいデザインを選ぶことができ、シリーズによっては曇り止めコート付きの鏡もあります。

20万円以上のリフォーム

※写真はイメージです

洗面台は75cm、90cmのサイズから選べ、洗面ボウルの種類は人造大理石のタイプが多くなります。
人造大理石は、陶器に比べると変色に弱いというデメリットはありますが、割れやヒビに強い、デザインの自由度が高くなるのが特徴です。例えば、奥行きをとらずに洗面所を広く使える、正面が平らなデザインも可能になります。
最近では、洗面台を小さくする代わりに、横にカウンターを設けたデザインも人気ですが、これも人造大理石の洗面ボウルが使われています。また、人造大理石のボウルを使用したグレードの商品では、水栓は壁に設置されていることが多く、掃除がしやすい設計になっているのも特徴です。
洗面台の収納部分については、三面鏡のミラーキャビネットや引き出しタイプの収納が選べ、収納量を確保できる商品が多くそろいます。

リフォーム費用の内訳

洗面台のリフォームにかかる費用は、「洗面化粧台本体価格」と「オプション価格」[工事費」の3つの部分からなり、その合計額となります。見積書の内訳についてチェックしてみましょう。

洗面台本体価格

どの商品を選ぶかにより、洗面化粧台本体の価格は異なります。
どんな洗面化粧台本体でも、工事費の部分が大きく変わることはないので、リフォーム価格の違いは主に本体価格の違いによるものです。

洗面所・洗面台リフォームのオプション価格

洗面台のリフォームの際にオプションを追加することで、便利で使い勝手が良いものに変わります。さらに、洗面台のみでなく、洗面所全体をリフォームすることで、機能性に加えておしゃれな空間も演出できます。
開き戸を引きだし収納に変更したり、洗面所のクロス・床CFシートの張り替えなどを併せて実施する方が多いです。費用は1万~10万円が目安です。

工事費

洗面台交換工事全般にかかる費用は、組立・解体工事や廃棄処分費などからなります。
ほかの水廻りのリフォームに比べて、シンプルであることが多いです。

  • 工事前養生費:搬入・搬出や工事によって、床や壁が傷つかないように、シートなどで保護するための費用です。
  • 既存化粧台撤去・処分費:既存の化粧台を撤去し、廃材処分するのにかかる費用です。
  • 配管(給水・給湯・排水)接続費:給水管・給湯管・排水管を接続するための費用です。
  • 給排水接続費:トイレを使用する上で欠かせない、給水・排水を接続するための費用です。
  • 洗面化粧台搬入組立費:新しい洗面化粧台を組み立てるのにかかる費用です。